「わたし」でいるための物語

わたしでいるための勇気を持つ。ひとりひとりの物語がある。

人生が困難なのではない

アドラー

引用:DIAMOND online『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』から

人生が困難なのではない。
あなたが人生を困難にしているのだ。
人生は、きわめてシンプルである。

<解説>

「人生が辛く、苦しい」のではありません。あなたが、自分の手でわざわざ「人生を辛く苦しいものにしている」のです。アドラーは、それをこのように例えました。

「高さが5フィート(約1.5メートル)しかない戸口を通り抜ける方法には2つある。一つはまっすぐ歩くことであり、二つ目は背中を曲げることです。最初の方法を試せば、横木にぶつかるだけです」と。つまり「人生が辛く、苦しい」と感じている人は、低い戸口に対してまっすぐ進み、頭をぶつけているだけのこと。事前に背中を曲げれば何も問題はないのです。しかし、多くの人は低い戸口が「原因」であり、自分は悪くない、と言います。そうではありません。腰を曲げない自分が悪いだけなのです。

では、どのように生きれば人生が辛く、苦しくなり、どのように生きれば、人生がシンプルになるのでしょうか。その答えを一行で言い表すことはさすがにできません。おそらくは、本書を読み進めることで、徐々にわかるようになるでしょう。現段階でお伝えできるのは、現在の人生を決めているのは「運命」や「過去」のトラウマではなく、自分自身の考え方である、ということです。

だからこそ、私たちは、いつでも決意さえすれば、自分の人生をシンプルにすることができるのです。そろそろ、自分の頭を横木にぶつけるのをやめてはいかがでしょうか。「人生を困難にしている」のをやめればいいのです。

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