「わたし」でいるための物語

わたしでいるための勇気を持つ。ひとりひとりの物語がある。

自立学習をするために

塾での実践から

やることリストをつけましょう

小さな達成体験を積み上げる

上の画像にあるのは塾で使っているものです。塾に来た子はまずその日のやること、勉強内容を決めます。この時に先生にプリントを出してほしいものがあったら書いておくんですね。それをどれだけやれたか、ということも授業の終わりに記入して帰宅します。自分で決めたことをやったかどうか。これは当たり前のことですが、その当たり前のことが達成体験になります。実はこのことが、低学力と言われるお子さんは出来ません。自分で決める、頑張る、評価する。これがやれないんですね。

大人が取り上げない

低学力の子は、自分で決めるところは出来ます。なんでも良いということであれば、出来ます。しかし、自己評価をしません。自分をありのままに受け入れることが難しいようです。大人は子供自身が自分の課題に向き合い、評価できるようになるために過度に介入すべきではないと思うのはこういう子をたくさん見て来たからです。何かするにしても自分の自由な意志で行っている、という感覚に乏しく「やらされている」という感覚が強いんですね。そしていつまでたっても、達成感などを感じない。その上に結果だけで評価されてしまう。悪循環です。子供自身が本音で自分を評価できるになることは大事なことだと思いますよ。

自分でやりたいことをやらせましょう

やる気スイッチは自分で押す

塾ではプリント演習もたくさんします。沢山する、といっても塾から一方的に出すのではなく、子ども自身で決めたところを、です。中には「こういうところをしたいけどちょうど良いレベルとかが分からない」といったこともあるので塾長が選びます。しかし、一番子供がやる気になる状態は、子供が自分でパソコンを操作して好きなところ、好きなレベルを選んでプリントアウトして答え合わせまで自分でする、というパターン。こういう子はガンガンやりますね。結局、自分でやることは楽しんです。ご家庭からは「やる気がなくて困る」という子でも嘘のようにガンガンやりますよ。

やりたくないことは?

やりたくないことから逃げている、というのは周りの人間か勝手に決めつけているだけではないかな?「物には順序がある」という通り、勉強する本人、つまり子供自身が決めれる。決めてみたら本人なりの理由があって「やることをやっている」ということになるはずです。もし、それでも気になるのなら、じっくりと話しを聞いてみたらいいんじゃないでしょうかね。

提案は積極的に

決めるのは子供自身。しかし提案や「〇〇してみると〇〇になるよ」といった客観的な意見やアドバイスはどんどんしたらいいと思います。しかし、気をつけたいのが「やりなさい」という圧力を感じさせないことですね。子供にも拒否権があります。拒否権を行使できるような提案の仕方でないと、結局は「やらされている」ということになりやすく、それが続いていくとモチベーションが下がってしまうと思います。